読み聞かせを成功させる4つのコツ

どうも、もうとくです!

自分の子どもに絵本を読み聞かせしていて、「やった方がいいと思うけど、読み聞かせするのは面倒だなぁ。」「せっかく読んでも、あまり子どもが楽しんでくれない…」と思ったことありませんか?

そんな方に、是非、紹介したい方法があります!

今回の記事では、私が小学校教師、また、幼児向け教室等の経験から学んだ読み聞かせのコツをお伝えします。難しそうと思っても大丈夫です。間違えたり、上手にできなかったりしても、子どもは親の読み聞かせに否定的な感情は持ちませんよ。

それでは、どうぞ!

なりきり読み聞かせ

大前提として、淡々とした読み方ではなく、登場人物になりきって読みましょう。登場人物の年齢や性別、性格などから声を想像して読むといいです。その場面の雰囲気に合わせて、会話文以外も声色を変えることができるとさらにグッドです!

本を読まない子はいても、テレビを見ない子どもってあまりいないですよね。それは、テレビが文字よりも視覚的に楽しめるからです。ですから、読み聞かせの際には、子どもが、まるでテレビを見ているように場面を想像できるよう声を(時には表情も)工夫する必要があります。

老人が出てきたら、思いっきりしゃがれた声にしてみる。頼れる登場人物であれば、堂々とした様子で話す。恐ろしい場面であれば、低い声で語る。正解があるわけではありませんから、自分なりに想像してみることが大切ですね。

もうとく
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登場人物になりきって読み聞かせすることで、お話がぐっとリアルに
感じられるようになりますよ。

おしゃべり読み聞かせ

登場人物の言動や場面の様子について、子どもとおしゃべりしてみましょう。「この人、優しいね。」「お父さんだったら、びっくりして跳び上がっちゃうかも。」と大人の感想を伝える。「〇〇ちゃんだったら、どうする?」「どれぐらい大きいのだろうね。」と子どもの考えを尋ねる。「どうして、こんなことになったの?」とお話の筋を説明させてみる。他にも、自分の経験で似たような事があったら話してみたり、似ているお話を紹介してみたりと、様々な方法が考えられます。

子どもは、他人が何かをしているのをじっと見たり聞いたりすることが苦手な場合が多いです。そこで、読み聞かせ中に子どもに話をふることで、お話に主体的に関わらせてあげましょう!

読んでいる本そっちのけでおしゃべりが盛り上がることもよくありますよ。

もうとく
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自分の考えを話す練習や、自他の考えの違いを知る機会にもなりますね。

イラスト読み聞かせ

小さい子が好む本は、なぜ絵本や図鑑なのか。それは、やはり子どもは視覚的に物事をとらえる傾向が強いからです。文字を読まずとも、絵を見るだけでどのようなお話か想像していることもしばしばあります。そうであるならば、本のイラストを活用しない手はありません。しかも、絵本のイラストは、それぞれ個性的な表現でユーモアたっぷりに描かれていたり、絵の中に物語のヒントや伏線が隠されていたりすることが多いです。

子どもと一緒になって挿絵を見ながら、「このキャラクターの〇〇が面白いね。」「〇〇はどこにあるかな?」とお話により入り込んでいけるようサポートしてあげましょう。

もうとく
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イラストを一緒に真似して描いたり、トレーシングペーパーでなぞってみたりするのも楽しいですよ。

間違い読み聞かせ

子どもはおふざけが大好きですよね。一緒に本の文字を追いながら読めるようになってきた子だったら、わざと間違って読むのがおすすめです。

聞いただけで絶対違うと分かる間違いをしてみたり、ポツポツ雨が降ってきたをボツボツ雨が降ってきたと読んでみたりすると、「お母さん、違うよ!ここ見て、~って書いてるでしょ!」と自分から字を読んで教えてくれますよ。また、文脈的におかしいと思うような間違いの場合は、「さっき~だったから、違うよ」などと根拠をもとに話す練習につなげることもできます。

まとめ

どうでしたか?ここまででお伝えした方法を使えば、子どもだけでなく、大人も楽しんで読み聞かせをしようと思えますよ。一気に全ての方法を活用しようとせず、1つずつ実践していくだけでもOKです。読み聞かせを通して、読書に親しむだけでなく、親子の絆も深められることを願っています。

もうとく
もうとく

子どもを楽しませるだけでなく、読み聞かせをする大人も楽しもう。

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